ボートレース鳴門のGⅠ「大渦大賞開設69周年記念競走」は18日、予選最終日の4日目を迎える。

 毒島誠(38=群馬)、馬場貴也(38=滋賀)が17日の3日目連勝とリズムアップ、それぞれ得点率1、2位に浮上した。3位は4走オール3連対の近江翔吾(29=香川)、4位に地元の田村隆信(44=徳島)が続く。

 一方、準優18枠をかけたボーダー近辺の争いもし烈。その中で地元戦士の市橋卓士(42=徳島)に注目したい。

 3日目9Rで巡ってきた待望のイン戦は、コンマ08のトップスタートで逃げ快勝。これで得点率は17位に。4日目は2走12点の勝負駆けに挑むが、相棒80号機は課題を抱えたままだ。「とにかく乗りにくい。着順だけ見れば上り調子に見えるけど、足は普通レベルだよ」と強気にはなれない。

 4日目は5Rの4号艇、11Rは6号艇とダッシュの2走とあって「メンバー次第だけど、伸びを意識した調整に変えるかもしれない」とニヤリ。スタートは見えているだけに、一撃仕様を選択なら波乱演出もありそうで、目が離せない。