ボートレース浜名湖のGⅢ「オールレディース HamaZoカップ」は4日に準優3番を終え、優勝戦(5日)に進出するメンバーが決定した。

 1号艇・長嶋 万記(41=静岡)

 2号艇・三浦 永理(39=静岡)

 3号艇・堀之内紀代子(42=岡山)

 4号艇・安達 美帆(46=埼玉)

 5号艇・海野 ゆかり(48=広島)

 6号艇・清埜 翔子(30=埼玉)

 優勝戦の内枠に並ぶ長嶋と三浦は91期同期でもあり、静岡同期ワンツーなるかに注目したい。今年7回目の優出で、2号艇から突き抜けを狙う三浦の動きも、長嶋に負けず劣らず強力だ。準優第1弾の10Rはフライング艇(野田部宏子)が出る早いスリット合戦となったが、三浦がインから何とかしのいで優出一番乗りを決めた。

 2連率42%の18号機を駆り、足は全体的に上位級。「4日目から足も乗り心地も上向いて、だんだんといい感じになってますね。バランス型でいい部類だと思いますよ」。「でも」と付け加えた後、「安達さんのピット離れにはかなわないかな」と、コース取りで動きもありそうで、センター発進でもOKの柔軟な心構えだ。

 今年3月の宮島で4年5か月ぶりのVを飾り「優勝戦1号艇の変なドキドキ感がアレでなくなった。まあ今回は2号艇だしね」と気楽な立場で臨める時こそ勝負強さを発揮するタイプでもある。

 通算34Vのうち、意外にも地元での優勝は1回だけ。「長嶋さんと2人で頑張ります」と同期ワンツーで地元ファンを喜ばせたい。