ボートレース鳴門の「スカパー!・JLC杯ルーキーシリーズ第10戦」は6日に5日目を迎え、10~12Rで準優勝戦が行われる。

 垂水悠(20=徳島)は1Rでは5コースから果敢なレースで2着。望みをつないだ7Rはしっかりインを主張し、コンマ05の気合の踏み込み。バックでは他艇に迫られたが「必死でしゃくりました」と何とか振り切った。これがデビュー初の逃げでの白星。厳しい勝負駆けをクリアさせた。

 レース後は開口一番「緊張していたので、勝ててホッとした」と安堵の表情。続けて「地元でいい調整ができている。回り足はいいし、足は十分。機率(22%)以上に動いていますよ」と手応えを口にした。

 これが自身初の予選突破。「地元として準優には絶対乗りたかった。さらに上を目指していきたい」と浮かれることなく、気合も十分。勢いに乗る今節、強豪ぞろいの準優10Rでも見せ場を作る。