ボートレース尼崎の「ダイスポカップ争奪~インプールをぶち破れ!まくってちょ~うだい!!~」は6日、優勝戦が行われ1号艇の守田俊介(46=滋賀)が逃げ快勝。今年4回目、通算116回目の優勝を決めた。

 3号艇の益田啓司が4コースに入り、124/356。守田は「5日目までと違ってヤバいぐらい回転が下がっていてギリギリ。本番は追い風で周りはスタート巧者。3、4コースも入れ替わったし、もう不安しかなかった」と振り返ったが、レース内容は完璧。トップスタートから1Mを的確に回り、他艇を寄せ付けなかった。

 前検日のチルト調整が見事にはまって予選をトップ通過。3日目後半から優勝戦まで4連勝フィニッシュと、終わってみればワンマンショーだった。口調もシリーズを振り返っていくうちに滑らかになる。「オーシャンカップでもこのエンジンを引きたいと思ってたら、あっ旋されていなかった(笑い)」。自身のリズムについて「調子の波はあるが今はちょっと上向き」。ダービー2冠の実力者が着実に復活ロードを歩んでいる。