皆さん、やりましたよ!フライング休み明けの大村で優勝しました! 優勝戦はコンマ02のスタート。入ってて良かったぁ~(汗)。峰竜太さんも復帰戦で優勝してましたけど、4着がありました。ボクは9走して7勝2着1回3着1回のオール3連対です! ボクの勝ちですね(笑い)

 気持ち良く今年の後半戦をスタートできれば、と思っていましたが、本当に良かったです。

 それにしても、やっぱり1か月は長かったですね。大庭元明さんのお店でバイトしたり、四国に行って森高一真さんや片岡雅裕クン、菅章哉クンと遊んだり、大庭さんたちとイカ釣りに行ったり…。しっかりリフレッシュできました。

 6月のからつSGグラチャンでは池田浩二さんが優勝しましたね。うれしかったですね。優勝戦の日はボクも朝からドキドキしていました。テレビでレースを見て1周2Mで差し返して2周1Mを回ったところからお祝いのラインをバンバン送ってたんですよ。でも、しばらくして返ってきたのは「お疲れさま」の素っ気ないひと言だけ。夜になってテレビ電話がかかってきましたけど、まあまあ調子に乗ってましたね。

 東スポさんの動画でも「西山クンがいなかったから優勝できました」なんて言ってたみたいですけど、ボクがおったら1周2Mも先に回れてたはずです。もっとすんなり優勝していたと思いますよ(笑い)

 浩二さんはレース以外の時は本当にポンコツなんですよね。それが浩二さんの魅力ではあるんですけど…。浩二さんのポンコツぶりはすごいですからね。ポンコツなことが多すぎて何がポンコツか、が分からないくらいです。

 2人で飲みに行った時も「タコ食べたいな」という話になって注文したんですよ。浩二さんもボクも刺し身を頼んだつもりだったのに出てきたのは〝たこ焼き〟。当然、ボクはアレ⁉と思っていたんですけど、浩二さんは普通に出されたたこ焼きを食べ始めて「うまいじゃん。やっぱり、これよな」って…。絶対、思ってたのと違うはずなのに「やっぱり、これよな」って…。

 そんな浩二さんですが、レースでは本当にすごいですよね。強いし、カッコいいんですよ。他の人にボートを当てたりしないし、すごくきれいなレースをする。そこが浩二さんのすごいところだと思います。

 浩二さんの8年6か月ぶり10回目のSG優勝にボクもすごく刺激をもらいました。今年も後半戦に入ります。休んでいた分も頑張って3倍にして取り返したいと思っています。

☆にしやま・たかひろ 1987年5月15日生まれ。福岡支部の97期生。2005年11月の若松でデビュー。2008年9月の若松で初優勝。2020年9月の徳山ダイヤモンドカップでGⅠ初優勝。同年12月にはグランプリ初出場で初優出。SG優勝は未経験。通算43V(GⅠ2V)。2022年の獲得賞金額は2316万5000円(7月7日時点)。座右の銘は「笑う門には福来る」。トーク力、開会セレモニーのパフォーマンスはボートレーサーの中でも随一。「ボート界のエンターテイナー」としてレースはもちろん陸に上がってもファンを楽しませている。