ボートレース鳴門の「ルーキーシリーズ第10戦 スカパー!・JLC杯」は7日、12Rで優勝戦が行われ、1号艇の黒野元基(26=愛知)が逃げて優勝。前走の児島に続く連続Vで通算5回目の優勝を飾った。

 進入は枠なりの3対3。インに構えた黒野はコンマ02のトップSからの速攻で1周1Mでも他艇を寄せ付けず一気に独走態勢を固めた。当地は3節連続3回目の優出で初V。「スタートでF切ったかと思った。様子を見ながら行きましたが、伸びられることはなかったです。鳴門は優出が続いていたけど、好相性ということでしょうね」と笑顔で話した。

 これで6月以降は3Vと勢いに乗ってきた。次走は11日開幕のまるがめルーキーシリーズ。「Fをした記憶しかない」と苦笑するように水面イメージは決して良くはない。しかし、今の黒野には勢いがある。流れの良さで苦手を克服しての3節連続優勝も夢ではないだろう。

「ヤングダービー(9月多摩川)で結果を出して記念で活躍したい」という目標に向けて突っ走る。