ボートレース下関のGⅡ「第4回全国ボートレース甲子園」は8日が予選最終日。3日目終了時点での得点率状況は毒島誠(38=群馬)がトップに立ち、茅原悠紀(34=岡山)と前本泰和(50=広島)が2位を並走。4位に白井英治(45=山口)、5位が馬場貴也(38=滋賀)、6位タイに深谷知博(34=静岡)と桑原悠(35=長崎)。中盤戦を迎えて地力上位の面々が上位に名を連ねる。

 戦前に注目された当地のWエース機は西村拓也の33号機と大池佑来の45号機だったが、大池は足は悪くないもののリズムに乗れず予選落ち。西村も水準以上の機力はあったが帰郷と、ともにV戦線に残れなかった。

 得点率上位陣の中で機力的に注目されるのは茅原だろう。序盤からチルトを0・5に跳ねて伸びは一目置かれていたが、3日目後半にチルト0を試したところ、これが大正解だったようで課題だった出足系が急上昇。予選ラストは1号艇とあって、逆転トップからV軌道に乗る可能性もある。