ボートレース下関のGⅡ「第4回全国ボートレース甲子園」は8日、4日間の予選が終わり、9日の9~11Rで行われる準優勝戦に進出する18選手が決定した。

 桑原悠(35=長崎)は得点率7・50(6位タイ)で迎えた4日目は1R=5号艇、7R=4号艇の2回乗り。ともにダッシュ枠とあって1Rは「伸びをつけようと」したらしいが「全然ダメ。特にターンが良くなかった」とまくり差し不発で5着。大敗が許されなくなった7Rは、カドからジワッと伸びてまくり差しにチェンジ。絶好の隊形だったが「判断ミス」で3着だった。
 
 とはいえ、ひとまず準優進出を決め、仕上がりを振り返る。

「こっちの方が良かった。ターンがマシになっていたし、伸びも良かった。このメンバー相手に出て行く気配がありましたからね。準優もダッシュのつもりで!」

 4カドに引くなら内にプレッシャーをかけられる。まくりはもちろん、4日目に失敗したまくり差しで突き抜けもある。