ボートレース尼崎の「第20回ダイスポスワンカップ競走」が9日に開幕した。初日3Rでは高木圭大(25=長崎)が5号艇から勝利。3連単3万5710円の好配を演出した。

 コンマ16のトップスタートを決めると艇団を割って1Mまくり差し。バックで1号艇の岸蔭亮を突き離し、白星ゴールを決めた。相棒・43号機については「初動のかかりがいいし、乗りやすさがある。回ってからも押してくれます」と手応え十分。2連率18%と機率は低いものの「前節の久田武さんが回り足を仕上げてくれてますね。これをベースに行く」と前操者の調整が奏効。数字以上に動きは軽快だ。

 スタートも「早いのは行けないけど、全速で1艇身ぐらいは行きたい。勘は大丈夫だと思います」と自信もチラリ。今節の台風の目となりそうだ。