10日に行われたボートレース蒲郡の「第14回ビクトリーカップ」4日目11Rで繁野谷圭介(48=大阪)がインから逃げ切り、通算1500勝を達成した。

 デビュー25年目での記録達成。「5年ぐらい前からずっとこの1500勝を目標にやってきた」と特別な思いを胸に秘めていただけに、レース後は笑みも交えてこう振り返った。

「腰を痛めて、試運転もできない時期があってA2級に落ちたこともありましたからね。苦しかったけど、いい先生に出会えてここまでこれた。整形外科とスポーツトレーナー、針の先生。それに嫁さんがいつも寝る前に腰をほぐしてくれて僕には2人のトレーナーがいるんですよ。嫁さんが寝る前に凝ってるところをもみほぐしてくれてね。ホント感謝しかないですね」と愛妻への思いが選手生活を続ける一番の原動力となっている。