ボートレース津の「ヴィーナスシリーズ第7戦 BOATBoyCUP」は11日、12Rでベスト6による優勝戦が行われる。5日目(10日)の準優3番勝負は予選首位通過の浜田亜理沙(34=埼玉)が準優12Rを逃げてファイナル1号艇をゲット。今年2回目の優勝に王手をかけた。

 一方、カド位置からの攻勢で逆転を狙うのが香川素子(45=滋賀)だ。準優11Rは3号艇で出走し、2着を確保して優出に成功。先マイ逃走した1号艇・田口節子(41=岡山)には届かなかったが、全速ターンで他4艇も殺到した1Mの混戦を抜け出した。「足は本当にいい状態。舟は向くし乗りやすさもある。出足中心に自分好み。伸びも悪くない」。相棒60号機の仕上がりは万全に近い。

 通算24Vを誇る実力者だが意外にもこれが今年初優出だ。「特別、意識はしていなかった。でも6日間開催だとずっと12回走っていて大変だった。今節は11回で済むことになったのでその点はうれしい」と、ジョークを交えて昨年12月以来の優出を喜んだ。

 当地は2013年に年間2Vの実績がある。「津は風の影響でスタートが難しい。でもチャンスがあれば突き抜けたいですね」とニヤリ。

 強気な走りで今年初優勝という最高の結果を手繰り寄せられるか注目だ。