ボートレース尼崎の「第20回ダイスポスワンカップ競走」は12日、準優3番勝負が行われる。2日目終了時点の得点率15位だった渡辺優美(29=福岡)が、3日目3、1着でしっかり勝負駆けを成功させて12位に浮上。ベスト18入りを果たした。

 前半2Rは6号艇ながら、道中追い上げて3着。後半9Rは井上恵一と花田和明の前づけにより3号艇から5コース入りし、1Mブイ際を突いてバックで抜け出して1着ゴール。不利枠2レースをしのぎ予選を突破した。

 舟足については「悪くないと思う。何となくバランスが取れて全体的にいいですね」と自信。一方で「スタートは分かっていなくて、全速でコンマ20くらい。フライング持ちなので仕方がないですね」と課題も残している。

 6月の当地前回戦では初日に転覆、2日目に帰郷という不本意な結果に終わり、今節前検では「前回のリベンジをしにきたつもり」と闘志をあらわにしていた。雪辱を果たすためにも、まずは優出切符をしっかりもぎ取る。