ボートレース尼崎の「第20回ダイスポスワンカップ競走」は12日、準優3番勝負が行われた。最終日(13日)のV戦へ駒を進めるベスト6が出そろった。一番乗りを果たしたのは、地元の雄・馬袋義則(49=兵庫)だ。

 準優10Rはインから先マイを決め危なげなく逃走。前半3Rでもまくり勝ちしての連勝で、ここまで8走4勝2着3本3着1本。オール3連対の好リズムを刻んでいる。レース後は「今節は休み明けだけど、いい準備ができて優出できて良かった」と安堵の表情。

「末永(祐輝)君の伸びは別格だけど、自分もこのエンジンのいいところを引き出せて、いいと思います。(19日開幕のSG)オーシャンカップでも活躍するエンジンじゃないですか」と相棒15号機を褒めたたえる。

 2022年後期適用勝率は6・22とボーダーギリギリでA1を確保。だが、今年に入っては7優出、5月には住之江とからつで準Vとリズムは悪くない。「地元で優勝できるように頑張ります」と昨年6月以来の当地Vへ気合十分だ。