ボートレースまるがめの「スカパー!・JLC杯争奪ルーキーシリーズ第11戦」は16日、優勝戦。準優3番は予選首位の川原祐明が準優11Rで2着。優勝戦1号艇は予選2位で準優9Rを逃げた近江翔吾(29=香川)に転がり込んだ。

 節間を通じて険しい表情だった。手にした60号機は目立つことなく調整に追われた。それでも予選2位通過。準優9Rもコンマ06のトップSから1Mで決着をつけて優出を決めた。「最低限のノルマは達成できた」と安どの表情を浮かべたが、まだまだ舟足には注文がつく。「◎がつくところはないし準優は先に回れたので…。このままでは厳しそうなので整備も考えます」と上積みを狙って調整を続ける。
 
 ただ、準優11Rで予選トップ通過の川原祐明が2着。優勝戦1号艇が転がり込んできた。流れも味方についてきただけに、このチャンスを逃す手はないだろう。