ボートレース尼崎の「第27回オーシャンカップ」が19日に開幕。初日注目のドリーム戦は1号艇の毒島が逃げ切り。5号艇の菊地孝平も2Mで羽野直也と遠藤エミを落ち着いて差して3着を確保した。

 レース後は「もう少し詰めて行く作業は必要ですけど、エンジンは力強くていいと思う」と仕上がりにも納得の表情を浮かべたが、この裏には〝カメ〟になりながらの懸命の作業が合った。

 初日は1Rから激しい雨が降るコンディション。その中で菊地はボートのセッティングを調整するために〝甲羅″ならぬボート内に雨が入らないようにするカバーを背負って作業を続けていた。

 この必死の調整がドリーム戦でも実った形。やはり最後は〝カメ〟が勝つ?