ボートレース大村の「ヴィーナスシリーズ第8戦」が19日、予選2日目が行われた。

 藤崎小百合が差し、逃げでのダブル白星とし、ここまで4戦3勝の活躍。また、細川裕子、中田夕貴が4戦オール3連対、地元の滝川真由子と西村美智子も順調に得点を加算している。この上位陣に対し、安井瑞紀(29=岡山)も4戦オール2着としっかり食らいついている。

 安井は前走の津ヴィーナスシリーズでデビュー初優出(6着)を経験した。ただ、この初優出ばかりがクローズアップされがちだが、本人は「初優出もうれしかったけど、調子がいいんですよ。女子戦だけじゃなくて、混合戦でも着順を取れている。しっかり体重管理をできているのが大きいと思います。軽くなったおかげで、レースの幅も広がった気がします」と分析するように初優出は一時的なものではなく自らの成長の証だ。

 それを証明するかのように今節も4戦オール2着と。機も「後半はペラを叩いて出足、伸びとも良かった。今節の中では一番いいし、これなら納得です。ここまでいいリズムでこれているので、このまま頑張りたいですね」と笑顔が咲いた。予選後半も大暴れに期待したい。