ボートレース若松のGⅢ「オールレディース若戸大橋重要文化財指定記念」が24日に開幕する。23日に行われた前検では初日ドリーム戦に4号艇で出場する高田ひかる(27=三重)が、ぶっちぎりの前検一番時計をマークした。

 前走の鳴門優勝戦では真骨頂の〝強伸び仕様〟で圧巻の5カドまくりを決めた。今年初Vにも「私はピンロクタイプで優勝するタイプじゃないんで」と笑い飛ばす。その一方で「夏場の方が得意で成績はいい。若松は得意じゃないんで、今節で克服したい。いいリズムでまるがめに行ければ…」と次節にまるがめPGⅠレディースチャンピオンも控えていることもあって高いモチベーションで乗り込んできた。

 38号機は上昇機。特訓は「ペラはいつもの感じに叩いて直線は少し分がいいけど、まだチョイ伸びくらい。グイグイではない。回転域が違って上がりが悪くSが届かなかったので、本体の洗浄をする」と満足はしてないが、前検一番時計6秒69を計時。今節も強烈な足に仕上げ、豪快レースを披露する。