ボートレース徳山の「スカパー!・JLC杯徳山リーキーシリーズ第12戦」は26日、準優勝戦が行われ、優勝戦に進出する6選手が決定した。

 1号艇には予選トップ通過で準優勝戦もしっかり逃げ切った中村泰平。ただ、パンチ力なら黒野元基(26=愛知)が一枚上だろう。準優10Rではスタートで6番目のコンマ24と後手に回りながらもスリット後に伸び返して先マイ。バックでも後続を一気に突き放した。

 2コースから差して2着の新開航も「1Mは差さったと思ったけど、黒野選手とは足が違いすぎましたね」とお手上げの舟足だ。

 5日目を終えて節間5勝はトップ。2日目11Rは2コース、4日目9Rでは4コースから豪快にまくって白星奪取。そして優勝戦に向けて「伸び型で出足、回り足もそこそこ。優勝戦はさらに伸びをつけたいのでペラ調整する。準優はスタートで遅れたけど、スリット近辺も悪くない」と〝一撃仕様〟に磨きをかけるつもりだ。

 今年は3Vと優勝回数を積み上げてきた。狙うは「1着」のみだ。