ボートレース徳山の「スカパー！・ＪＬＣ杯徳山ルーキーシリーズ第１２戦」は２８日、優勝戦が行われ、１号艇の中村泰平（２６＝愛知）がイン逃げ快勝。２０２０年１０月の徳山以来１年９か月ぶり３回目の優勝を飾った。

　コンマ１５のトップＳを決めて先マイ。バックでは３コースからツケマイの黒野元基と並走となったが落ち着いて２Ｍを先に回って黒野を振り切った。「スタートは様子を見たけど放ってはいない。１Ｍは落としすぎましたね。でも２Ｍは冷静に回れました」と快勝劇を振り返った。

　今節は初日３、４着も２日目以降は９戦５勝２着３本３着１本。「２日目からは日に日に良くなっていました。体感が良くて押す感じもあった。仕上がりは良かったです」と快速仕上げから道中は着実にポイントを積み重ねた。

　今後は８月に一般戦３節、そして９月には福岡６９周年記念、多摩川ヤングダービーとＧⅠも控えている。「この優勝をきっかけにリズムアップしていきたい。勢いをつけて勝ちまくりたい」。久々Ｖでモチベーションも一気にアップしている。