ボートレース江戸川の「GⅡ江戸川634杯 モーターボート大賞」は27日、予選2日目が行われた。強風のため安定板装着、周回短縮というコンディションの中〝躍動〟したのは是沢孝宏(37=滋賀)だ。

 3Rは5コースから3着。ホームも難水面のびわこということもあって〝江戸川巧者〟として知られている。「こういうギリギリの条件が楽しいんですよね。『うわ、こわっ』とか言いながら顔は笑っている。ビビっていたらこの水面は乗りこなせないと思うし、自分は楽しいと思って乗れている」と〝波乗りの醍醐味″を明かす。この言葉通り昨年7月に当地Vを飾り、優出8回は地元のびわこの11回に次ぐ数字と結果も残している。

 舟足も「池永の方が伸びはいい。自分のは手前と中間足までがいいし、そこが自分の求めるところ。最近の江戸川の中でもいい方だし十分戦える」と手応え十分。大好きな荒れ水面で思う存分に暴れるつもりだ。