ボートレース江戸川のGⅡ「江戸川634杯 モーターボート大賞」は29日、4日間にわたる予選が終了。山田康二が予選最終日も連勝で締めくくりトップの座を堅守。板橋侑我、栗城匠も予選ラスト白星で準優1号艇を手に入れた。

 伏兵・戸塚邦好(33=東京)もGⅡ初の準優進出を決めた。3日目連勝で得点率7位タイにジャンプアップし、迎えた予選最終日。2Rはしっかりとブイ際を回って3着を確保。12Rは6着大敗で大きく後退してしまったが、これまでの貯金もあり、13位で予選を突破した。

 53号機は2連率34%。準優進出もなしと実績はないものの「エンジンがいい。何でこんな勝率しかないんだろう」と目を丸くするほどの動きを見せている。「いいのは行き足と回った後。4日目はスリット近辺の感じも良かった。いいところにいると思う」と手応え十分だ。

 3日目までの順位を考えれば、好枠で準優に乗ることもできた。それだけに「本当はもう少しいい枠で乗りたかった」と本音もチラリ。ただ「ボチボチがんばります」と気持ちを切り替えていた。