ボートレース津の「中京スポーツ納涼しぶき杯争奪戦」は6日、予選2日目が行われた。4日間の短期決戦で7日が予選最終日となり、優勝戦に駒を進める6選手が決定する。

 2日目終了時点で3戦3勝の佐藤大介が首位を快走するが「勝率(26%)を考えればいいけど、出てるかと言われると微妙」と気配はもうひとつ。地元主力の井口佳典も帰郷となり、V戦線は混とんとしている。

 そんな中、期待が高まるのが、もう一人の地元主力・新田雄史(37=三重)だ。ここまで4戦2勝2着1本3着1本で得点率3位につけている。「やっと乗れるようになった。これでしのぐというか、我慢するというか…。豊田(健士郎)にはかなり行かれる。他の人が相手なら普通かな」。決して威張れるような舟足ではないが、何とか戦えるレベルには底上げしてきた。

 予選最終日12Rで1号艇を残しているのも強み。地元主力の意地とプライドで逆転首位の座を奪い取る。