ボートレース芦屋の「九スポ杯争奪 オール九州選抜戦」が11日に開幕する。初日メインのドリームレース1号艇の瓜生正義がV筆頭候補だが、勢いなら6号艇の新開航(26=福岡)だ。

 7月に当地モーターボート大賞でGⅡ初制覇を決めるなど今年7Vの快進撃。来年3月の平和島SGクラシックの出場権も獲得と大きな飛躍を遂げようとしている。

 周囲の期待は高まる一方だが、自身は「数字的にあまりこだわっていない。一走一走、頑張りたいだけ。特に変わらず気にしない。自分はそういうタイプなんで。そんなところが結果を出している一因だと思います」と冷静沈着。目の前のレースに集中している。

 今節は前回、江本真治が優出した59号機を引き当てた。「足は普通。出足とかもよく分からなかったし、一度レースに行ってみないことには分からない」と淡々と前検の感触を説明。まだ正味の舟足をつかむところまではいかなかったが、きっちりと仕上げてV戦線に乗り込む。