ボートレース芦屋の「九スポ杯争奪オール九州選抜戦」は15日、準優勝戦が行われた。

 準優10Rは予選3位通過の里岡右貴(36=福岡)がインからコンマ05のトップスタートを踏み込んで逃げ快勝。しっかりと優出を決めた。

 あとは11R、12Rの結果次第で優勝戦の枠番が決まる状況の中、予選2位の中亮太が準優11Rで3位敗退。この時点で里岡の枠は1号艇か2号艇。そして、準優ラストの12Rでは予選トップ通過の今村暢孝が2位となり、優勝戦絶好枠が転がり込んできた。

「やっといい感じになって体感も合ってきた。出足も良かったし、伸びもいい。バランスが取れている」と舟足は上向き。今節の平均スタートタイミングもコンマ09と冴えている。「優勝戦もいいSを行きたい」と気合満々だ。

 絶好枠が転がり込んできたように〝流れ〟も味方している。今年初Vの条件はそろった。