全国24場の代表が覇を競うSG「第68回メモリアル」(3900万円)が23日に静岡県のボートレース浜名湖で開幕する。今年は3月の「クラシック」が遠藤エミ、7月の「オーシャンカップ」が椎名豊と新たなSG覇者が続々と誕生している。
 
 今回も快速66号機を引き当てた永井彪也(29=東京)ら新興勢力の奮闘が楽しみだ。特訓を終えた永井は「全体にいい感じだった。グッと伸びる訳ではないけど直線は少し余裕がある」と好感触をつかんでニッコリだ。

 東都の将来を背負う人材として大いに期待を集める永井。3年連続でメモリアルに選出されているのも期待の表れだろう。2019年PGⅠヤングダービー、21年まるがめ69周年記念とGⅠ2V。ただSGでは20年の宮島グラチャンから13大会連続予選敗退と苦戦している。

 好素性機をゲットした今大会は予選敗退ストップ、そして19年のGPシリーズ以来2回目のSG優出のチャンス到来だ。