ボートレース大村のGⅢ「オールレディース競走 第17回蛭子能収杯」が24日に開幕。23日にはエンジン抽選、スタート練習が行われた。

 注目は大村連続Vがかかる細川裕子(40=愛知)だ。当地前回戦の7月ヴィーナスシリーズは予選オール3連対で勝ち上がり、準優勝戦も力強く逃げ快勝。注目の頂上決戦は2枠出走、イン藤崎小百合が痛恨のターン漏れ。その懐を鋭くえぐる差しからバック突き抜けてV奪取を決めた。

「前回は節間通して乗り心地は良かったけど、他の足は目立たなかった。ただ、優勝戦は出足重視の調整がうまくハマッた」と振り返る。

 前検は「どこが悪いとかはないし、及第点の動き」と目立つ足色ではなかった。その一方で「乗れる感じもありました。初日になって調整は考えたい」と持ち前のハンドルワークを生かせる体感は保持する。ならば、今回も的確な攻めでシリーズをけん引する。