ボートレース三国の「スカパー!・JLC杯 ルーキーシリーズ第13戦」は24日、予選3日目が終了。この日、逃げとまくりで連勝の川原祐明(27=香川)が得点率トップに立った。

 初日後半から5連勝と圧巻の走りを見せている。これは優勝した3月の鳴門ルーキーSと同じパターン。「5連勝は鳴門でもやったので、自分が失敗しなければ行けるかなという感じはあります」とV再現を意識している。舟足も「バランスが取れていい。合えば全体的に上位はある。エンジンは良くて負ける人はいない」と手応え十分だ。
 
 今年に入って7優出1V。ルーキーSでは3月の鳴門Vをはじめ6月・児島→7月・鳴門→まると3節連続で優出している。この原動力になっているのが羽野直也の言葉だ。

「ルーキーSに入ったら優勝して当たり前という感覚で行かないといけない」

 このアドバイスをもらってからは〝最低でも優出〟を心がけている。「本当は最低でも優勝というのが一番いいんですけど、なかなかそういうわけにもいかないので…」と笑顔で話す。

 不安な時や自分に負けそうな時には常に持ち歩いている愛娘や家族の写真を見る。こんな、やさしいパパレーサーがVモードに突入している。