ボートレース浜名湖のSG「第68回メモリアル」は26日、予選最終日となる4日目が行われ、準優勝戦で出場する18選手が決定した。

 この18人の中でもトップ級のパワーを誇るのが中島孝平(42=福井)だ。序盤からパワフルな伸びを武器に、コース不問の堅実な走りで6戦2着4本3着2本でまとめ、予選4位通過となった。

 予選ラストの11Rでは5コースからまくり差して2着を確保した。選手間では特に直線が評判だったが「今は伸びよりも、ターン回りの方がいい気がしますね」と実戦系統の舟足が強力に仕上がっている。

 ここまでペラには全く手をつけずノーハンマーできている。これこそ泰然自若=機力自慢の証しでもある。準優に入っても全部の足がトップクラスとの見立てもできる。

 課題はただ1つ。「Sを行けてない。ホントそこだけです」と明白だ。スタートを同体で行ければ、余裕を持って2コースから差しに入れる。2015年の蒲郡大会以来7年ぶり4回目のメモリアル優出へ一気に近づく。