ボートレースびわこの「東スポグループ杯」は30日、予選の3日目を行った。ここまで得点率トップは遠藤エミ(34=滋賀)。2位は香川素子(45=滋賀)で地元の女子選手がシリーズを引っ張っている。

 一方、予選突破へ16位と負けられない位置にいるのは西岡育未(27=徳島)だ。

 3日目4Rは、1Mまくった畔柳俊吾にバックで半艇身出られるが、伸び返して2M先取りし1着、インパクトあるレースを見せた。「キャリアボデーを交換して今節で一番良かった。特にバックの足が良かった」。2日目は回った後の足を課題に挙げていたが、それを払拭する走りだった。

 オール女子の対決となった後半10Rは5着と不発。「女子の中に入ると悪いんです」と一転、トーンは上がらなくなる。確かにV候補筆頭の遠藤も「女子はみんな出ている」というほど、今節は女子選手の気配がいい。ただ予選最終日の4日目は、2走とも男女混合戦とあって気合は増す。機力を生かした機敏な走りで3節連続の準優進出を目指す。