ボートレース鳴門の「ヴィーナスシリーズ第10戦 マクール杯競走」は30日、開幕。メインのドリーム戦は倉持莉々(28=東京)が逃げて制した。

 その初日1、6着と星分けに終わった森下愛梨(25=静岡)。今節は機率40%の22号機をゲット。5コース発進となった前半2Rは、全速のまくり一閃で1着と幸先いい船出。だが、後半10Rのイン戦はスタートも行き切れず大敗となった。「回転を止め過ぎた。足は悪くないけど(機率)40%ほどはない。40%のエンジンを引いて『よしっ!』と思ったけど…」と調整が合わず感触もいまひとつとあって肩を落とした。

 ただ前半の動きを見れば、期待が持てるのも確か。「ペラは前半の形に戻す。鳴門は乗りやすくて好き。最近は調子も良くないので、もう少し自信を持ってペラ調整したい」と力を込め、2日目の好走を目指す。