ボートレースびわこの「東スポグループ杯」は31日、4日間の予選を終了した。8戦4勝の地元・遠藤エミが貫禄のトップ通過。この遠藤に準優勝戦12Rで果敢に挑むのが佐藤大佑(32=東京)だ。

 2日目12Rで不良航法による減点はあったものの4日目9Rを豪快にまくって準優進出を決めた。「伸びもいいが、レース足が良くなった。自信のあるペラの形に叩いています」と手応えも十分だ。

 相棒の64号機は初日にギアケースを調整してから本領を発揮し、ピットでも評判の伸びになった。その威力に佐藤と対戦したくないと口にする選手もいるほどだ。

「4日目は重さがあった。同じコンディションなら(チルト)1度でもいいかも」。もともと伸び型に調整に関しては定評があるだけに、さらなるパワーアップも見込める。「質のいいスタートなら伸びるのは分かっている」と自信をのぞかせる。

 イン遠藤の牙城を豪快に崩すシーンもあるかも…。