ボートレース津のルーキーシリーズ第14戦「スカパー!・JLC杯争奪戦」は1日に予選2日目を終了した。序盤戦を終えてF2の井上一輝が4戦3勝3着1回の戦績でシリーズをリードしている。

 ルーキー世代は知名度の低い選手も多く、今期勝率等で近況の成長度が反映していない面もある。愛知126期の川原涼(22)も伸び盛りの新鋭で格上相手に一発の魅力を秘めている。

 2日目2Rは4カドからコンマ03の快ショットを決めて一撃を見舞った。「まくることしか考えていなかったので自分が思っていた、いいレースができた」と会心勝利を、してやったりの表情で振り返った。

 2節前の多摩川で初の準優進出。さらに初優出(4着)に結び付けた。「最終日の最終レースを走ってちょっと自信になりました。エンジンが良かったのもあるけど、また乗れるようになりたい」と目を輝かせている。

 27号機は機率28%と低いが「数字の感じではないし、バランスが取れてまずまず。直線はちょっと余裕がある」と楽しみは十分にある。

 師匠は北野輝季。攻めるスタイルが身上で「ダッシュの方がスタートは自信ある」とキッパリ。3日目11Rは5号艇で登場する。虎視眈々とアウト一撃を狙っている。