ボートレース鳴門の「ヴィーナスシリーズ第10戦 マクール杯競走」は1日、予選3日目が終了した。

 2日に行われる予選最終日では上り調子の上田紗奈(26=大阪)が勝負駆けに挑む。初日は6着2本と苦しいスタートも2日目3着、3日目は7Rでしっかり逃げて白星を手に入れた。「ターン回りが良くなった。初日を思えば別物みたい」と機力の上積みにも成功している。

 前節の福岡では2020年7月の住之江以来となる2回目の優出。「リズムはいい。2年前は気持ちも追いついてなくて何かチグハグだったけど、今は地に足が着いている」と着実に成長している。

 3日目終了時点で得点率28位タイ。予選最終日は厳しい勝負駆けになるが、機力もリズムも上向いてきた。「ターン回りは自分好み。思い切って行ける。私の場合、乗り心地がきている時=しっかりレースができている時。なので、しっかり合わせたい」。まずは予選突破、そして3回目の優出へ突き進むだけだ。