ボートレースびわこの「東スポグループ杯」は1日、準優勝戦が行われた。準優12Rでは予選トップ通過の地元・遠藤エミが4着に敗れる波乱。2日に行われる優勝戦も不穏なムードだ。そんな時こそ力を発揮するのがベテランだろう。

 大平誉史明(53=大阪)は「体感がズレていた」という3日目の⑤⑥以外は4勝2着2本3着1本と、しっかり舟券に貢献。2号艇だった準優12Rはカドから飛んできた佐藤大佑にのみ込まれ1Mは苦しい状態になったが、立て直して最内差し。バックで2番手に浮上し、そのまま2着でゴールした。

 レース後は「行き足、伸びが良かった。準優はターン回りも良かったね。いい状態に戻っている。いや、最初よりも合っているかも」とニッコリ。仕上がりも万全だ。

 2020年後期から5期連続でA2暮らし。来年1月から適用される2023年前期勝率は6・20前後とA1復帰も視野に入る数字だ。優勝戦は5号艇。しっかり展開を突いて1年9か月ぶりのV&A1復帰に前進する。