ボートレース児島のGⅡ「モーターボート大賞 児島のまくりキング決定戦」は1日、予選3日目が終了。三浦敬太が5走3勝を挙げ得点率8・40で首位に立つ。

 予選最終日の注目は得点率28位からの勝負駆けに挑む定松勇樹(21=佐賀)だ。2日目6着2本で3日目の成績次第では予選突破も絶望的になるところ。1R5コースからの一戦では1周1Mまくり差して一時は先頭に躍り出たものの、道中逆転を許し、4番手に置かれる絶体絶命の状況となったが、猛烈な追い上げで2着でゴール。レース後は「1等だったので悔しいですね」と唇をかみ締めたが、何とか4日目に望みをつないだ。

 それでもボーダーを6・00と想定すると2走16点が必要。厳しい条件に変わりはないが突破を可能とするだけの舟足はある。相棒58号機は機率55%を誇るエース機候補。「足は全体的に問題ない。乗り心地も悪くないです」と申し分なくピット内でも評判だ。さらに「チャンスはあるし、目標は優勝なのでまずは予選を突破したい」と自身初のGⅡ準優入りへ気合十分だ。

 近況3節連続優出中の絶好調男が強力機を味方にノルマをクリアする。