ボートレース津のルーキーシリーズ第14戦「スカパー!・JLC杯争奪戦」は2日、3日目を終了。3日の4日目は準優進出を懸けた予選ラストの争いに突入する。

 予選3日間を終え、井上一輝が得点率トップに立ち、僅差の2位に末永和也、3位に下寺秀和と続いており、首位争いは大激戦だ。

 予選最終日にボーダー上から勝負駆けで見どころありそうなのが得点率19位の牧山敦也(26=佐賀)だ。

 初日こそ舟足は平凡だったが、2日目から一変。上昇度は光っており「回り足を中心にいい状態になっているので、後は自分がしっかり走るだけ」と集中力を高めている。

 イン戦の3日目7Rは3号艇の河野主樹にゼロ台鋭発をこられてまくられてしまったが、2Mで格上の野中一平に競り勝って2着を確保。「つながりがいいので追いつけた」と勝負駆けに望みをつないだ。

 ルーキー世代でも層の厚い佐賀支部で師匠は山田康二。弟弟子には今節も参戦している常住蓮がおり、「上手な後輩が多くて支部(の勢力)を押し上げてくれている。自分はまだ優出もしてないので、まずはそこが一番の目標。見ている方に気持ちが伝わるレースを心掛けている。外枠2走が残っているけど、しっかり展開を突ける足はあります」と一発大駆けに意欲満々。4日目の出番は5、12Rだ。