ボートレース桐生のGⅠ「開設66周年記念 赤城雷神杯」は2日目、予選2日目を行った。

 序盤をオール2連対で飛ばすのは毒島誠、中島孝平、馬場貴也だが、ベテランの域に入った魚谷智之(46=兵庫)も3、2、3着と堅実なレースを続ける。

 2007年の桐生SG「オーシャンカップ」優勝からは15年が経過。絶好調の当時は06年10月に福岡「ダービー」、07年8月には蒲郡「メモリアル」と短期間にSG3V。その後も桐生では好走が続き、15年以降のGⅡ以上でも賞典レースを外していない。

 今節も前検こそ「普通」だったが、自分のセッティングにしてからパワーアップに成功し「初日からいいレベルになっているし、2日目も少しずつ上向いた。出足やグリップも悪くないよ」。快速を誇る中島孝平と接戦を演じた2日目9Rの足に、自信がチラリとのぞく。「桐生とは相性の良さも感じる」なら、07年以来の当地大仕事を成し遂げても不思議はない。