ボートレース桐生のGⅠ「開設66周年記念 赤城雷神杯」の2日目が2日に行われた。

 メイン12Rの「雷神ドリーム戦」は1号艇の白井英治(45=山口)が快勝。レース後の勝利者インタビューでは前走の浜名湖SGメモリアル優勝戦でのフライングを謝罪した。

 カメラの前を立った白井はインタビューの冒頭で神妙な表情で「まずはじめに、前回メモリアルのSGでフライングを切ってしまい、ボートレース業界、ボートレース業界に携わる全ての関係者の皆さまに謝罪をしたいと思います。自分が未熟なゆえに、ご迷惑をおかけてしまい大変、申し訳ありませんでした」と頭を下げた。

 さらに、インタビュアーとともにレースを振り返り、最後にファンへのメッセージを求められると「本当に前回のフライングで支えてくれているファンの皆さまを悲しませて失望させてしまいました。ただ、これでグランプリを取るという目標を諦めきれないので、また一から心技体を磨いてSGの舞台に戻ってきたいと思います」と謝罪とともに、今後への思いをしっかりとした口調で明かした。

 8月28日に行われた浜名湖SGメモリアルの優勝戦では3号艇・新田雄史と4号艇・白井の2艇がフライング。売上額の16億5895万8800円の約81%にあたる13億4993万3200円が返還された。