ボートレース津の「ルーキーシリーズ第14戦 スカパー!・JLC杯争奪戦」は3日に予選4日目を終了。5日目(4日)に行われる準優メンバーが決定した。地元・三重支部からは坪井爽佑(25)と宇留田翔平(25)2人が準優に進出した。中でも初の予選突破を地元で決めた坪井の威勢がいい。

 デビュー3年目となる坪井は、初の準優進出が地元戦とあって、喜びは倍増。もちろん準優に乗っただけで満足する気は全くない。今節は強い決意を持って臨んでいる。三重支部の若手リーダー格である豊田健士郎から開幕前に「優勝してこい」と言われた、という。この言葉を受けて坪井も「その気で来ました。準優もやりますよ」と鼻息は荒い。

 序盤3、4、4着から3日目以降1、2、2着とリズムアップに成功したのは足の裏付けがあってのもの。「ペラとエンジンがしっかりかみ合って、ターン回りが良くて乗りやすいのが一番いい」と仕上がりは完調域だ。  

 スタートは3、4日目と2日連続でコンマ01と攻めすぎただけに「残ったのはラッキーでした」と猛省。ただ、準優は勝負どころ。「地元だし、準優でもまたブチ込みます」と4カドから腹をくくってスタート勝負を仕掛けるつもりだ。