ボートレース若松の「ミッドナイトボートレース第3戦マンスリーBOATRACE杯」は7日、開幕した。初日メインのドリーム戦は山田康二(34=佐賀)がイン逃げ快勝。伸びを中心に軽快な足色を見せている。

 ただ、この日に一番目立ったのが、まくり連発で唯一の連勝発進としたベテラン・宝田亮治(53=福岡)だ。1Rをコンマ01のドッキリSながら4カドから内水域をのみ込むと、後半10Rは3コースからコンマ12のトップタイSで1Mを制圧。エース機7号のスリット後にグイグイと伸びていく舟足は強烈だ。

「エンジン的に直線系はいい。これはどうペラを叩いても落ちないと思うし、大丈夫でしょう」とエンジンの底力に目を細める。「走り始めたらある程度乗れたけど、夜の時間帯でどうなのか」と乗り心地面の不安はあるが、2日目以降も機力を存分に発揮して大暴れする。