ボートレース蒲郡の「中京スポーツ杯争奪 蒲郡ボートキング決定戦」が7日に開幕した。今節は4日制とあって2日目(8日)は準優進出を懸けた予選最終日を迎える。

 V候補が集った初日メインのドリーム戦は重野哲之が快勝。レース内容で言えば重野とともに連勝ゴールを駆け抜けた鈴木雅希(27=東京)方が光っており、格上のA1勢にどこまで割って入れるか注目したい。前節準Vの12号機を駆り、初戦の1Rを4コースからまくり快勝。相手がさらに強くなった後半の9Rも再び4カドからまくり切って連勝ゴールを駆け抜けた。2走ともトップスタートを切っての圧勝劇。「後半は行き過ぎた」とコンマ01のタッチスタートを猛省しつつも「前半はいい感じで行けたし、ペラはノーハンマーで足はバランスが取れて全体的にいい」と確かな手応えをつかみ取っている。

 今期は期初めのとこなめでFを切ってしまい速攻力をセーブしてきたが「2節前の戸田あたりからだんだんとゼロ台のいいスタートも行けてきた」と感覚を取り戻しつつある。蒲郡は準優進出がまだないが「乗りやすくて好きな水面だし、今回みたいに足がきてる時にいいイメージをつけたい」と転機にするチャンスだ。