ボートレース福岡のGⅠ「福岡チャンピオンカップ開設69周年記念競走」は8日、2日目を迎える。初日(7日)のチャンピオンドリームは石野貴之がインの瓜生正義を道中逆転して1着。すでに出足は高いレベルにある。

 初日5R、西野雄貴(32=徳島)は6着と振るわなかったが、士気の低下はない。近況は前々節の鳴門、前節の蒲郡と連続優出中。「そんなにいいエンジンじゃなかったけど乗れた。自分の中で(機の)底上げができてきたと思う」と調整に手応えを感じている。
 
 さらに2023年前期適用勝率も7点をうかがう数字だ。「当然、意識している。今は自分の力でSGに行くことしか考えていない。だから7点と言わず7・40、50とか7点オーバーを意識してやっている。SGを狙うと必然的に高い数字になってくる。全てのSGの権利を取るために奮戦してます」。そのためにも、一つの敗戦にとらわれるわけにはいかない。

 エンジンも「直線は悪くはない。回ったり回らなかったりしていたので、試運転などで乗り込んだりしていきたい」と悪くはない様子。今節のため、さらにその先のため、巻き返しを誓う。