ボートレース蒲郡の「中京スポーツ杯争奪 蒲郡ボートキング決定戦」は8日に予選を終了。3日目(9日)の9~11Rで準優勝戦が行われる。

 準優の注目株は9R2号艇で登場する山本光雄(50=滋賀)だ。前検日から当地に対する苦手意識を口にしていたが、いざ実戦に入ると動きは機敏。初戦の6コース発進を含めて2着3本と堅実にまとめて4位で予選突破を果たした。

 予選ラストの2Rはイン戦を勝ち切れなかったが、敗れた後藤正宗の足は上位級だけに悲観することはない。

 場内で発表されている展示、一周、回り足、直線タイムと4項目すべてが赤色(トップ)だったのはパワーの証だ。「タイムほどいい感じはないので自分では中堅上位ぐらいだと思ってるんですけどね。まあ、それを考えればしっかり乗れてますね」。踏み込みもコンマ10~14の中できっちりまとめているように安定感は光っている。