ボートレース江戸川のGⅢ「オールレディース 江戸川女王決定戦KIRINCUP」の優勝戦が10日に行われ、1号艇の海野ゆかり(48=広島)が道中の競り合いを制して勝利。2020年12月の浜名湖クイーンズクライマックス以来約2年8か月ぶり通算60回目の優勝を決めた。

 水面コンディション悪化のため安定板装着、周回2周に短縮で行われた優勝戦。1Mは海野が先マイも差した2号艇の長嶋万記とバック並走。2Mでは先に回した長嶋を海野が差して勝利をもぎ取った。

 今節は調整に頭を悩ませ、準優勝戦終了後も「まったく分からない」と嘆き節。優勝戦後も「分からなかった」と切り出したものの「準優勝戦の調整の方向性は間違っていたということは分かったので…」とわずかなヒントをもとに何とか優勝にこぎつけた。

 江戸川は初勝利で22場目のV。全国24場制覇へ残るは桐生と蒲郡となった。