ボートレース福岡のGⅠ「福岡チャンピオンカップ開設69周年記念競走」は11日、準優勝戦が行われ、予選トップ通過の藤原啓史朗が準優12Rも逃げてV戦絶好枠を手に入れた。

 宮地元輝(35=佐賀)も準優11Rをしっかり逃げて優出。レース後は「ハンドルを切ったら浮く感じ。満点をつけられる感じではない。その他の足に関しては全部◎と〇の間くらい。良くはなっているし、良くなる余地もあるので調整する」と最終決戦に向けて、さらなる上積みを図る。

 今年13回目の優出(3V)。近況は8月のびわこでV。直近2節もびわこ、からつで連続準V。さらに「ここに合わせてやってきた。リズムは今が一番でしょう。好調の要因はペラと体重。減量はうまくいっている」と言葉も力強い。

 福岡は7優出4Vと得意とする水面。「福岡のタイトルは選手生活で絶対に欲しい」。水面相性、リズム、機力に加えて気持ちも最高潮だ。