ボートレース若松の「ミッドナイトボートレース第3戦マンスリーBOATRACE杯」は12日、準優勝戦が行われた。

 準優9Rでは優出切符をかけた2番手争いが激しくなったが、宝田亮治(53=福岡)が強烈な伸びを味方に2周1Mで振り切って2着を確保した。

「準優はスタートの足は回り過ぎだったが、走りだせば関係なかった。ピット離れは×。皆が譲ってくれるので入れているだけ。優勝戦は回転を止める方向で、完璧に伸びへ偏らせる。チルト0・5度も試す。6コースからになるでしょうね」と優勝戦では大外から一発勝負を仕掛けることを示唆した。

 タッグを組むエース機7号は一機ズバ抜けた素性で同体スタートでもグイグイ伸びる舟足は対戦相手の脅威となっている。スタートさえ決まれば優勝戦もまくり一撃は十分だ。

「優勝戦も直線系の足で勝負したい。平常心でいつも通りいきます」と2006年1月の芦屋正月戦以来、約16年8か月ぶりの優勝を目指す。