ボートレース徳山のGⅠ「徳山クラウン争奪戦開設69周年記念競走」が13日に開幕した。初日メインのクラウンドリームでは白井英治が逃げ切りに成功。きっちり結果を残した。
 
 今節は白井をはじめ、地元勢10人が参戦。柳生泰二(37=山口)も開幕1Rの1枠を務め、きっちり白星スタート。後半5Rは接戦に敗れて5着。初日は星を分ける結果となった。

 38号機は初下ろしで自身が乗ってⅤ実績。近況はややパワーが影を潜めていたが、前回の赤岩善生が準優勝。パワーの立て直しに成功した。「行き足とか握り込みはすごくいい。ターンや伸びは普通くらいで悪くはない。現状はステイで行きます」と今シリーズの動きもバッチリ。臨戦態勢は整っている。

 昨年は自身最多の6Ⅴの快進撃。10月のとこなめダービーで念願のSG初出場を決めている。当地との相性も申し分ない。デビュー初Ⅴを含めて通算7Ⅴ、さらにGⅠ初優出。現在連続Ⅴ中、直近3年でも9優出4Ⅴと、とにかく当地では常に結果を出す。選手として最も脂が乗る今、地元水面で躍動する。