ボートレース平和島の「第36回東京スポーツ賞」は15日、開幕する。

 V候補の山崎郡(32=大阪)は7月からつ、8月には芦屋で優勝。2節連続優出中と好調だ。「特別な調整はないけど毎節、良くしようと地道にコツコツ調整しているのが結果につながっている」という。

 その調整力は14日の前検で早くも発揮された。「気になるところがあって修正して特訓に行った。ターン回りに違和感はないし、直線も悪くない。前検日としては十分、合格」と早速、65号機の課題をクリア。

「あとは日に日に全体的に底上げしていきたい。勝負どころでは特徴をつけて勝てるように。それができそうなエンジンだと思う」と、さらなるパワーアップにも自信をのぞかせる。

 初日12Rは6号艇だが、舞台は平和島。「ここは大外でもチャンスがあるところ」。虎視眈々と上位進出を狙っている。