ボートレースとこなめの「ヴィーナスシリーズ第11戦常滑シンデレラカップ」は14日、予選3日目が行われた。

 若狭奈美子(34=岡山)は7Rで2コースから差して2着。得点率16位と準優圏内に浮上した。

 2020年10月に首に大ケガを負い約半年間休養。復帰後は着実に結果を残し、2023年前期適用勝率は6・20前後と初のA1昇格ペースで推移している。「ケガをしてから考え方が変わり、自分自身がいい方向に向いてます。結果が悪くてもあまり気にしなくなったし、気持ちをすぐ切り替えられるようになったんです」と精神面での成長を明かす。

 舟足には「3日目は道中で全く操縦できなくて、行きたいところに行けなかった。これでは苦しいので調整し直しです」と不満を残しており、立て直しが急務だ。予選最終日は1、2枠の好枠デー。冷静なハンドルさばきで不安な機力をカバーして予選上位通過を狙う。