ボートレース平和島の「第36回東京スポーツ賞」は15日に開幕した。

 大須賀友(35=愛知)は5号艇の4R、1Mまくり差して2番手争いに参戦。2周1Mで山崎郡の内に切り込み2着を奪う。イン戦の後半10Rは1M先マイも流れて2号艇の戸塚邦好、4号艇の岩川仁士に差される。だが2Mで2艇を差し返しホーム並走、2周1Mで先に回り逆転の1着。初日2、1着と上々の船出となった。

「後半はペラ調整したのが良くなかった。展示からメッチャ流れたけど、本番も、あんなに流れると思わなかった」と調整が裏目。完璧な状態ではなかったにかかわらず、逆転で勝利をもぎ取るパワーを披露した。

「ターン部分の足以外は豪脚。ピット離れもいいし、すこぶるいい。(機率)30%という感じではない」と手応えも抜群。「あとはターンで流れる部分を修正するだけ。ペラは調整する」と課題をクリアして2日目以降も大暴れするつもりだ。